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新時代の人間関係論とSNSとの付き合い方
みなさんこんにちは、川越市六軒町にある就労継続支援B型事業所あしたのタネ川越六軒町のmです。
はじめに
本稿の対象年齢は前途ある二十代の若者たちと想定しています。(やや難しい表現もありますが、そこはスマホの出番です。私は最新技術を賢く使って欲しいと願っています)

みなさんは、横行しているSNSによる誹謗中傷問題や、会社組織で起きている人間関係のトラブルに、どれくらいの関心があるでしょうか?技術は日々進歩しているので、かかる問題についての悪意ある投稿は自然と削除される仕組みにもなって来ていますね。未だ舌禍というように、問題発言で干されてしまう人もいますが。
しかし、現代の悪意ある媒体はしばしば特定の人物に対して、話題性のためにご本人の気持ちや真意も知らずに、人格やプライバシーを不当に攻撃する人もいるのが現状としてあります。(被害者の方が有名人だと多いですね)そのため、特に著名人と呼ばれる力のある方々は、名誉毀損問題をめぐってメディアや個人に対し法的手段をとる人々もよく見るようになりました。
そこで私が考えたいのは、こうした過ちと言っても、絶対に犯してはいけないものと、本人が誠心誠意謝ることで周囲の人たちも宥恕(ゆうじょ)するべきと考えられるものに分けられると思うであろう、ということです。こちらの場合デジタルタトゥーとして何年も前の問題発言を何年も引きずられるのは、誰であれ当人としてはたまったものではないでしょう。うっかり言ってしまった失言程度であれば、本人が反省しているのならば禊(みそぎ)が必要な時もあるのだと私は思うからです。
それに、我々も、たとえ友だち同士の間柄であっても、その人の性格や物の考え方をすべて理解することはできないものです。ましてやテレビやイベント、動画サイトでしか見たことがない人物については、その人が親戚にでもない限り、視聴者は一面的な理解しかできません。
現在深刻になっている誹謗中傷問題に話を移行しますが、匿名ならば誰が書いたか知りようがない、そんな浅薄な認識で、特定の人物に向けて相手の苦しみも考えずしつこく心無いメッセージを送る人々は、何を考えているのでしょうか?現在では時間とお金をかければ、ほとんどの場合誰が行ったか分かるものです。

私は成人以降、インターネット空間の投稿は行うならばその前に熟慮せよと自戒し私は好きなYouTuberさんへの応援コメントっひとつでも、ご本人や他のコメント欄の人たちに誤解を与えはしないか常に考えて投稿し、元々崩れた日本語が嫌いで、国語にはうるさいのもあって、気に入らないコメントは意味として法に触れるなどの問題がなくとも修正や削除をすぐ行うようにしています。
ネット社会と現実が融合しつつある今、SNSの広い世界では身近な友達も、その他の人々も、普段の生活ではまず会えないような著名人でも同じ情報プラットホームを使っているなどということは少なくありません。そう言った場ではしばしば争いも起きます。
人間であるために、誰にでもストレスはあります。しかし我々一般人のストレスはお釈迦様のような悟った人ではないので、どこかで怒りの捌け口は必要ですが、わたしたちはこれからの時代、怒りがあっても人にぶつけてはいけないということです。マイナスの感情を制御しなければならない時代へと変わって来ています。
そうは言っても、人間は元来感情の生き物です。社会の様々な業界で日々仕事なさっている方々も、月曜日機嫌が悪くても、火曜日は違うかもしれません。またプライベートの問題で一時的に気分が良かったり悪かったりするかもしれません。人間である以上何かの理由で他に妬みや嫉み(そねみ)などの感情がある人もいるでしょう。感情まで抑圧してしまうと、その人はインターネット世界で誹謗中傷などの行為に出てしまうかもしれません。
そうしたおとを多面的に考えずに第一印象で画一的にその人についてわかったように判断することは、大変危険なことです。中には本当に悪い人もいるかもしれませんが、いい人悪い人という判断は、その人とある程度深く触れ合ってみない限り、到底わかるはずのないことです。
人を理解するというのは、いつの時代も本当に大変なことです。しかし、過去のその人の失言をいつまでもあげつらうのは、それもまた問題です。
本稿は以上です。皆さんも周りの人にはたとえ友だちであっても礼節を守ることを大切にし、今ですと中にはアイドルなど芸能人の皆さんのコンサートやイベントに行ったり、インターネット活動に参加なさる方おられると思いますが、あらゆるコミュニケーションんいおいて画一的な先入観を駆逐して互いをリスペクトし、また人を白黒思考で見るのは極力気を付けてください。
もっとも、それが簡単にできていれば、人間関係のトラブルはここまで深刻にならないのですが。私だってたくさん失敗はして来ましたので。