ガンダム作品レビュー2、機動戦士ガンダムポケットの中の戦争0080


みなさんこんにちは、川越市六軒町B型就労継続支援作業所あしたのタネのmです。

お久しぶりです、気づけば2026年も2月が終わり、そして3月が始まり、月日の流れの速さを実感する今日この頃です。

今回はおすすめのガンダム作品「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」を紹介したいと思います。通称ポケ戦と呼ばれるこの作品は、現実世界で戦争がうち続く毎日だからこそ、見るべき作品だと私は思います。特に最終回は必見です。
1989年の作品で、原作は富野由悠季さん、矢立肇さん、監督は高山文彦さんが手掛けました。
あらすじ
宇宙世紀0079年のクリスマス近く、ジオン公国軍は圧倒的な地球連邦軍の力の前に敗北が目に見えていた。ジオン軍はスパイ部隊のサイクロプス隊を地球に派遣し、新兵のバーナード・ワイズマン(バーニィ)は少年アル、連邦兵のクリスと出会う。
この作品はガンダムファンの一部の人がクリスマスになると必ず見るほどの傑作です。戦争がテーマなので暗いのは当然ですが、主人公アルの視点から見る戦争には「正義ってなんだろう?」と言う問いかけが含まれます。ジオン軍人バーニィは少年アルの他に、敵兵であるはずの連邦兵クリスと親しくなり、ジオンにも連邦にも別の正義があることや、平時では仲良くなれる可能性があることを視聴者に訴えます。

現代戦争についても、今様々な問題のもとで争う軍や組織には、当然異なった正義があり、たとえそれが殺人などの非人道行為であっても、国家や軍の司令官、および上官はそれが正しいと言うバイアスのもとで組織を動かしています。

欲しいものは奪う、憎いものには危害を加える、人間の欲はだいたいここから始まります。それも大抵は怨恨、お金や権力、衣食住といったものが動因です。命令するだけのトップはたいていの抗争で戦場には現れません。ポケ戦のバーニィたちも、ジオン軍司令部にとってはただの一兵卒、言ってしまえば軍隊の駒にされているようなものです、現実においても、権力者の考えるものはその程度という傲慢な考えからくる人権侵害です。
大義ってなんだろう?なんで仲良くできないの?とアルを通して描かれるこの作品はそうした反戦メッセージを含んでおり、大変おすすめです。もちろん大迫力のバトルシーンもあり、そこも面白さの一つです。
ポケ戦はサブスクにもあり、全6話のストーリーの中にはこれでもかというほどスタッフの哲学がしっかりと練られています。

また国際情勢が不安定になって来て、憂慮の念は絶えませんが、世界が平和になることを祈り、本稿を終わります。