皆さん、こんにちは
 川越市の六軒町にある就労継続支援B型事業所、あしたのタネ川越六軒町利用者の桃太郎です。ここで一つ間近に迫ってきたバレンタインについて考えてみたいと思います。

皆さんはバレンタインが人の名前から来ていることを知っていますか?

名前の由来には諸説ありますが、一般的に聖ウァレンティヌス(聖バレンチノ・聖バレンタイン)というキリスト教の聖人が有力です。その当時の背景をちょっと覗いてみましょう。3世紀頃、ローマ帝国の皇帝・クラウディウス2世は「故郷に想い人を残していると士気が下がる」という理由で兵士の結婚を禁止していた。

それにもかかわらず、キリスト教の司祭だったウァレンティヌスが皇帝の命令に反し、兵士たちを内緒で結婚させていたことが皇帝の耳に入り、激怒した皇帝は結婚式の禁止と改宗を迫るが、その命令に従わず、2月14日に処刑されてしまうわけで、この殉教した日がバレンタインデーになったという話です。当初は殉教を悼む宗教色が強かったそうで、恋人たちがプレゼント交換するイベントとして定着したのは14世紀頃だそうです。

日本にはじめて「バレンタイン」が登場したのは、第二次世界大戦後まもない1956年で、バレンタイン文化を日本に普及させようという流通業界や製菓業界の思惑によって「バレンタインセール」の広告が新聞に掲載され始めました。

今ではその思惑通り、日本のバレンタイン市場の経済効果は1300億円までに膨れ上がり、どっちを向いてもチョコレート一色で、街中の男女は浮かれているようだけど、元々そこには崇高なものがあることを忘れてはならないと思う。

バレンタインも国によって違うので、調べてみてはいかがでしょうか。面白いものがあるかもしれません。