お久しぶりです、川越市六軒町のB型作業所明日のタネ利用者のmです 通所できない日が続き、利用者としても肩身が狭いですが、とりあえず書いてみましょう。

まずは2024年あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします、少しでも関係者の皆さんに面白いと言って頂けるブログが書けるように服務します 。

さて、今回取り上げるのは陸上自衛隊の戦車の退役についてです。自衛隊の発表では、今年度、すなわち2024年3月を以って、旧型となった74式戦車を引き上げるとのことです。

1974年に開発され、後継機の90式戦車の登場後も長く日本を守ってきました。(現在では2010年に作られた10式戦車も国防を担っていますが)それがいよいよ完全に配備されなくなるのですから、ついにきたか、だが幸福なことだ、そう思いました。

これのどこが幸福かと言いますと、74式戦車は実戦経験がないということです、「平和を望むなら武器を用意せよ」とはラテン語のことわざですが、まるでこの諺はAK47ライフルの開発者であるソ連のカラシニコフ博士のためにあるかのような諺で、本来であれば用意した武器が使われずに終わることは最もいいことだと思います。

カラシニコフ博士は祖国のためとはいえAK47という負の遺産を残し過ぎました。最終的にAK47はテロリストや反政府組織の間で全世界で使われる兵器界のブラックベストセラーと相成りました。     

今日の世界情勢はそう言った過去の歴史も合わさって、混乱の中にあると言えるでしょう、ウクライナで、ガザで、その他あらゆる場所で戦争が起きており、そのために多くの武器が開発され、殺戮に使われています。そんな中にあって、アメリカの助けもあるとはいえ、今の段階では日本製の兵器が戦場に行くことはありません。 

経済的には、世間はGDPでドイツに抜かれたと現状の日本を憂う声もありますが、かと言って大半の一般人の生活には影響はないと言っても過言ではありませんし、何より自国の兵器が誰も殺めていないというのは、素晴らしいことです。       

アメリカは最高の経済大国ですが、その実全世界に大量の武器を供与しており、完全にビジネスとなっています。経済大国の闇の部分、武器屋の死の商人たる所以です。これはロシアやフランスにも言えることです(もっとも、テロ組織の間では使いやすいとトヨタの自動車が好んで使われているとも聞きますが)  

そろそろ文章にまとまりがなくなってきたのでまとめますが、陸上自衛隊の戦車は2世代続けて61式戦車、74式戦車、ともに実戦経験なく退役を迎えました これは生産に携わったスタッフにとって最高の名誉と言えるでしょう。  

ところで現在(2024年2月時点で)先に退役した61式戦車はヨルダン王国の王様の手に渡り、日本政府公認のもとで貸与、展示されています、ヨルダン王族の権力は凄まじいらしく、今の王様は戦車収集が趣味だそうですから、我々一般人には理解できない外交とお金の使い方をしていると言えましょう。   

あまり知られていませんが、61式戦車は現代戦車としてはアジア初の戦車です、実力はソ連やアメリカの戦車にかないませんでしたが、日本の平和を守る一員であったのも事実なのです 。    

では、今回はこの辺で、またお会いしましょう。