みなさんこんにちは、川越市六軒町にある就労継続支援B型事業所あしたのタネ川越六軒町のmです。
おそらく全高校球児にとっての目標であろう夏の甲子園の優勝。去年は100年以上ぶりに慶應高校が優勝し、慶應義塾関係者が割れんばかりの大声援を行っていましたね。
少子化が進む地域では他の高校からメンバーをスカウトしてこなければならないなど、危機に立つ学校もあるようですが、三大都市圏をはじめとする都心地域では今年も激戦でしたね。見ている側も楽しく、白熱した試合を作り上げた球児たちの姿は、今年も我々を大いに見入らせてくれました。今回は京都国際高校が初優勝を飾り、2024年の球児たちの夏は幕を下ろしました。
今大会の特徴としては、テレビで見ていただけの素人の感想から言えば、いわゆるジャイアントキリングが目立ちました、おそらくプロ野球を実際に経験された方にお聞きしても、そのような感想が出るのではないでしょうか?前回王者の慶應高校は神奈川県大会で敗れ、優勝候補の一角の大阪桐蔭も優勝は叶いませんでした。個人的にすごいと思ったのは島根県の大社高校の躍進です。優勝には至りませんでしたが地方の不利な環境にありながら野球部の資金も潤沢であろう都会の強豪校相手によくぞここまで勝ち進んだと万雷の拍手を送りたいですね。
他にも横浜高校、東海大相模、早稲田実業、智弁和歌山、智弁学園、仙台育英、花巻東など強豪としてよく聞く高校が次々に敗退し、ベスト4の時点でどこが優勝しても初優勝というなかなか見ない状況の中、京都国際と関東第一が決勝へ進出、お互いなかなか点が入らない死闘は延長戦まで続き、試合を制したのは京都国際でした。おめでとうございます!また、甲子園優勝を目指して戦いを繰り広げた全ての球児に心よりの敬意を表します。お疲れ様でした!
優勝した京都府代表京都国際高校は韓国系の高校らしく、現状韓国と日本の間には政治的に対立する問題があり、仲がいいとはいえない関係にあるとは言え、今年の同校の躍進は韓国メディアにも大きく取り上げられたそうです。テレビでは韓国のユン大統領がお祝いのメッセージを述べていました。
しかしながら校歌がハングルで歌われており、かつその内容が日韓の領土問題を暗に示しているかのようにとれること、これをよく思わない人たちから反感の意を示す苦情がNHKに来たようです。そうは言っても野球の強さと思想は別物ですし、違法に出場しているわけではないですから真面目にやっている同校の生徒には気の毒な話です。もっとも、野球は日本では大人気のスポーツですから、暴走するファンが出てきてしまうのも、大変遺憾ながら止めることはできないでしょうね。かつてはプロ野球でもヤジ、乱闘はありましたからね…
少し地理的な話をしますが、私の知る範囲では隣国同士で仲がいいとか全く何かしらの問題を抱えていないというのを滅多に聞かないので、日韓対立も隣国同士の宿命なのかもしれません。元覇権国同士のイギリスとフランスはライバル関係で仲があまりよくないとか、ドイツがヒットラーの悪事でいまだ周辺国にいろいろ言われるとかそう言った話も聞きます(経済的には連携してますが)から、別に韓国や日本だけに起きている現象ではないと私は考えています。この前のサッカーワールドカップでもドイツが敗退した時、イタリアメディアが楽しそうに報道していましたからね。
野球の試合に話を戻しますが、今年は本塁打をあまり見なかった気がいたします。野球ファンのXのポストやスポーツ記事の間では、飛ばないバットを使っているという指摘もありました(下記引用記事参照)そうした技術的な変更もあるのかな?と思うところはありましたが後半の強豪校の譲らぬ展開の数々は見ていて楽しかったですし、それに文句を言うつもりは全くないですが、やはり野球の華といえば本塁打、私としてはそのように思うわけです。
今回の甲子園も、苦労して勝ち上がった無名校から常連強豪校まで、球児たちは様々なドラマを見せてくれました。いつの年度もこれがなければ夏という気がしない、そう思いつつ見ていた夏の甲子園大会でした。下級生にはまだチャンスがあると激励させていただくとして、鍛錬かなわず栄冠を手にできなかった3年生の無念は心より拝察するところであります。
現3年生は誰が注目されるかは現時点では分かりませんが、おそらくは各プロ球団のスカウトも細かく見ているでしょうから、高卒スタート、東京6大学はじめ大卒からのスタート、社会人スタートと野球選手への門戸はさまざまですがいずれプロになりたいという球児たちには、たとえ甲子園で敗れはしても、彼らの次の戦いがすでに待っているといえましょう。
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