みなさんこんにちは、川越市六軒町にある就労継続支援B型事業所あしたのタネ川越六軒町のmです。

新技術もついていかずにしばらくすると社会が世代交代でもするのかAI技術やサブスク台頭についていけなくなっているのを感じて思いました。「ああ、これがデジタルデバイドか」と。  

今となっては太古の昔、「MSDOSやWindows95や98の時代は黎明期ということもあってインターネットユーザーの人数も少なく、比較的平和でした。当時父はやたら大きく、20万円以上するのにハードディスク容量たったの500MBと現代のスマホ以下の性能のパソコンを買ってきて、有線配線をわざわざやってインターネットに繋いでいたと記憶しております。  

今も昔も功罪いろいろある方ですが、実業家のひろゆき氏が2ちゃんねる掲示板(現5ちゃんねる)を作ったのもこのころ(2000年頃)、博学冷静なネットユーザーから他のユーザーとの喧嘩や犯罪に走る不届きものまで、多くの人を集めていました。

今思えばXの日本ローカル版ツールだったのではないかと感じます。  言い争いや誹謗中傷があまりに酷いのでしばしば侮蔑の対象だった2ちゃんねるですが、ときおりひねくれたユーモアを持って注目されたこともあります。

2008年、Yahooきっずの「人気ポケモンアンケートで「コイル」を1位にしよう」という投票に対する悪ふざけ企画が驚異的なユーザー同士の団結を以って行われたこともあります(結果は2位でしたが、これはポケモンの新作映画の公開が近い時期だったので、主役ポケモンが1位でないと色々とまずいし、運営も不正と思いつつも、仕方なくコイルを2位にしたのでしょう)のちに言う「コイルショック」です。

迷惑な話ですが、ある種のブラックユーモアかもしれません。 さて、コイルショックと少々時期が前後しますが 今では各種SNSに押されてその数を減らしてしまったものの、2000年代には誰でもホームページを作れるホームページビルダーなどの便利なソフトがよく売れ、また自分カラーのホームページを一から作るべくやり方を勉強して実際に作る人も現れました。これが2000年代の個人サイト時代に繋がります。

一口に個人サイトと言っても種類もいろいろで、好きな音楽などのレビューサイト、漫画やゲームのファンサイトであったり、ゲームの攻略サイトであったり、インターネット占いを作る人、自分で描いたイラストや小説、作ったゲームを載せている人もいました。

アクセス数がx番になった人は管理人に報告!などと言った管理者の遊び心あるサイトもありました、当時は今みたいにハイレベルな技術はない、YouTubeどころかニコニコ動画すらなく、せいぜいmixi(2004)やフラッシュ動画サイトやCGIゲームなどの原始的なものくらいしかない時代でした(それでも楽しかった)が各個人の工夫でバラエティー豊かなインターネット空間が作られていったのです。

今ではかなり個人サイトは失われてしまいましたが、当時(2006ころ)ハマっていたゲームの真・女神転生やファイナルファンタジー8のシナリオ考察サイト、ビートルズ全曲をレビューしているファンサイトには、大変お世話になりました。

それも今は存在しませんが、古き日の懐かしい思い出としては残っています。 変化が訪れたのは2000年代後半あたりでしょうか、ネットユーザー人口が増え、イラスト投稿にPixivというサイトが、インターネット掲示板に代わってXが、フラッシュ動画に代わってYouTubeとニコニコ動画などが現れました。

(2006ころ?) これらの持つ牽引力は凄まじく、個人サイト時代の比ではないほど一気にネット人口を増やしていきました。スマホや高機能なパソコンが生まれたのもこの頃でした。LINEも2011年頃登場しました。  

]しかし、利用者が増えるのはいいことばかりとも限りません、大半のネットユーザーは良識を持って利用しています。(愚痴も多いですが)しかし、ほんの一部に極めて悪意あるユーザーが存在し、騒ぎを起こしている、大量のユーザーを抱えるということは、それだけ治安維持が大変になるということでもあります。  

例えばXの場合、ほぼ全世界とリアルタイムで繋がっているわけですから、発生するトラブルは2ちゃんねるの比ではありません。その時点で私はついていけなくなり、アカウント無しで見られなくなって以降、Xについてはただの門外漢になりました。

ただ、誤解のないように言っておくと、私にはXやSNS全般を憎んでいるとかそういう感情はないです、こういったものは節度を守って使用すれば大変有用なツールだと思っています、技術ではなく、ユーザーの問題です。

(SNSの扱いについて、あまりに一部で言い争い、誹謗中傷がひどいので、前回のブログではつい一時的に感情が入ってしまい、アヘンだの利用料を徴収しろだの言いすぎましたね、申し訳ありません。私も褒められたような人間でもないのに大変失礼いたしました、その他過激な記述に関しても、ここで真摯に謝罪させて頂きます。)

あくまで私としましては、限られた技術の中でネットユーザーたちが創意工夫してホームページを作り、掲示板などに集まってコミュニケーションをとっていた太古の牧歌的なインターネット空間がたまらなく懐かしく思い回想しているだけです。

そして今はSNS時代ですが私はLINEだけを入れています、複数SNSを管理する頭は私にはないからです。最近の子たちは器用なことするなぁ、技術の発展を見ながら、私はそのように感心しています。