みなさんこんにちは、川越市六軒町にある就労継続支援B型事業所あしたのタネ川越六軒町のmです

日本人はスマートフォンの使用率が比較的特殊で、iPhoneユーザーが非常に多いという特異性が挙げられます。

 最近はiPhoneの値段が高騰したのもあってか、Androidを使う日本人も増えてきたようですが、
未だ46%前後のシェアを誇っており、値段が高い割にかなり健闘していると言っていいでしょう。かくいう私もかつてXperiaを使っておりましたが、次にiPhone8にしてからは、iPhone以外を使ったことはありません、これにはiPhone以外を差別しているとかそういう意図はなく、個人的な情報安全上の問題が根底にあります。というのも、iPhone開発チームはアプリをかなり厳しくAppストアで審査しており、怪しいアプリは審査の段階で弾かれてしまうのです。おかげでiPhoneにはセキュリティソフトがなく、わざわざ買ってインストールする必要がないのです。私のような情報弱者にとってこうしたシールドがあらかじめ用意されているのは本当にありがたいことなのです。自由度はあまりないですがお年寄りにも比較的安心して使わせられます。あえて悪くいうと、iPhoneは毎度変化がなく地味だとも言えるでしょう。最近では指紋認証がなくなって不便にもなりました。
 iPhoneの自由度の問題は危険な改造をすれば上がりますが、アップルからのサポートが受けられなくなるので、やめておきましょう。

 次に、Androidスマホを使うとき何に留意すれば良いかを解説します。Androidスマホの最大の利点はその大量のユーザーと自由度の高さです。基本システムの開発は世界的企業グーグル社が行っているので信頼が置けます。また、市場が大きく、アップル独占のiPhoneと異なり、様々なメーカーが競争して開発を行なっているのも特徴的です。私が見た中だと韓国の世界トップシェア企業サムスンが開発したGalaxyの折りたたみ式スマホなど、ユニークなものが多数発売されているように見えます。全世界で30億を超えるデバイスが稼働しているとも言われ、世界的に見ればAndroidスマホを使う方がスタンダードなのです。なお、Androidは大量にユーザーがいるので狙われやすく、マルウェア(コンピュータウイルス)が若干入りやすい、安全性においてiPhoneと比較した場合iPhoneが優位です、他にも既存のアプリの脆弱性の問題や、そこをうまくついた不正アプリが一部に混入していることを一応は覚えておかなければなりません。念のため申し上げておくと、たとえAndroidでもしっかりセキュリティソフトを入れて明らかに怪しいアプリをダウンロードしなければ問題ありません。

 スマートフォンに関して言うと、現在アメリカ大統領選挙が行われていますが、前大統領にして現候補者のトランプ氏は、当時Xでいろいろ書いて中国の華為(ファーウェイ)スマホが情報を抜きとっているから使わないように喧伝しました。対して中国政府は激怒し対米関税を引き上げました。これは2018年の米中貿易戦争が始まった原因の一つでもありました。華為スマホは基本システムは現状ではAndroidで、それに独自の技術を加えたのが特徴ではありますが、確か華為の場合はユーザー登録が必要だったと思うので、アメリカ政府に怪しまれても仕方ないとは思います、しかし中国スマホ(華為、シャオミ、OPPO、ZTE)などは安さがその魅力です。安さから買う人もいますがいくらトランプ氏が危険と言っても使用者が一般人であれば実害はないとは思います。中国のハッカー、サイバーパトロールもそんなに暇ではないので...もっとも、個人情報を扱う人や、国家指導者や軍人、官僚や政治活動家、有名人などが使って問題がないのかというと、大変疑問が残るのですが。

 2024年現在、中国華為製品の売り上げは好調で、時代の波に乗りiOS、Androidに続く第3のスマホOSを開発中であり、オール国産化を狙っているようで、今後の動向が気になるところです。どの道日本人には使いにくいOSとなるでしょうから、(Google系アプリなどがインストールできないらしい)商売先として西側、日本やアメリカを意識していないことが予想されます。おそらく、国内向けではないかと私は思いますが、寡聞にして確定的なことは言えません。

 最近ではLINEとTikTokが不正アプリやウイルスのたぐいではないものの個人情報を何度も流出させて特にTikTokはアメリカで危険アプリと言われたことが記憶に新しいですが、それらはもう日本においては相当に普及してしまったので、今頃になって言われても...としか言いようがないですね、特にLINE、役所も使っていたのにあんまりな話です。この二つはもう国民の皆さん開き直って使っている状態かと思います。今ソフトバンクともめていますが私もLINEの元締めの韓国NAVER社のやり方は上手い手口だと思いましたよ。

 流れてしまった個人情報は諦めるしかないとして、先述した通り特にAndroidユーザーの方はとりあえず何らかのセキュリティソフトをインストールしておくと良いでしょう。おすすめはルーマニアのsoftwin社が作ったビットディフェンダーです、ソースネクスト社によって日本に輸入されゼロスーパーセキュリティの名で売られています。有効期限がなく端末が壊れるまで守ってくれます。(なぜかこう言ったものはロシアや東欧が強いです)防御力も値段の割に優秀です。NortonやESETなどもっといいソフトはありますが1年ないし3年で更新しなければならないと考えると永続型のセキュリティソフトを買うのが面倒がなくていいでしょう。(永続型でも、ゼロウイルスセキュリティはお勧めしません、ないよりはマシ程度の製品と私は見ています)ただ、この手のソフトは更新期限がないのと引き換えに、大量にメルマガや広告メールを送ってくるので適当に捨てアドレスでアカウント登録するなりしておくと快適です。

 最近ではスマートフォンを狙った詐欺が多数寄せられているそうなので、おかしな画面(x個のウイルスに感染しています!)などの怪しいものが画面に映ったら、慌てず騒がず、すぐにタブを閉じましょう。どの道クレジットカードの番号を抜き取ろうという輩のやることです、最近ではSMSを用いた宅配業者をかたる悪質なパターンや盗んだ個人情報でSIMカードを新しく作り、被害者のネットバンクの口座を狙うSIMスワップ詐欺(これはiPhone、Android共通です)などありますのでどうかご注意下さい。スマートフォンは文明の利器である反面悪人の手に渡ればいくらでも悪事ができます、最近ですとAmazonや楽天の偽サイトが極めて精巧に出来ていて驚きました。これは要注意です、少しでも怪しいと思ったら絶対に安易にカード番号や各種パスワード、アップルIDを入力するのはやめましょう。

 いついかなる時も身に覚えがない請求が来たら慌てず確認して、詐欺だと思ったらカメラでメッセージを撮影し、場合によっては警察に相談しましょう。皆さんにも快適なスマホライフが待っていますように。(ちょっと高校の情報の授業みたいになってしまいましたがお許しください)

今回のブログは硬くてつまらなかったでしょうか?でしたら大変申し訳ございません。
でも、お読みいただきありがとうございました。